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2008/09/28(日)東京は、曇りがちの肌寒い1日だったが、
「有賀の里 たかまった」(宮城県栗原市)の女将から、
「やっと晴れて、稲刈りの始まり始まり」と、メールが届いた
ご主人の聰さんが、
ご近所の稲刈りにかり出されたとのこと。
「まなむすめ」というコメの収穫中だ。
コンバインでスイスイ稲を刈る聰さん
宮城ではスーパーなどで、気軽に手に入る品種だそうだが、
食べた覚えがない。女将曰く、
「ササニシキやひとめぼれに比べると
味が、なのでたかまったでは、出してないの」
可愛い名前なので、一度、試しに買ってみようかなぁ
と、書いていたら、女将から追伸メールが届いた。
「まなむすめの特徴はいもち(稲の病気)に強い・倒れにくい・
要するに作りやすい米です。
今年.転作で大豆を植えたたんぼは来年米を植えます。
大豆を植えた田んぼは肥沃になるので.
病気に強く倒れにくいまなむすめを植えるんですよ・・
今度たかまったで出しましょうか。
けっしてまずくはないとおもいます〜まずまずです」
女将のパソコンの具合が悪いそうで、
当方のブログにアップした次第
東北は、本格的な稲刈りシーズン到来である
ひとたびは夫(つま)帰り来よ曼珠沙華
あき子
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投稿者:石田磬(いしだ・けい) | カテゴリー:GT(グリーンツーリズム) | 19:45 |
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2008/09/27(土)愛媛県・内子町の道の駅「フレッシュパークからり」は
いつ行っても、大賑わい。
朝から松山や隣町の大洲などから、車で訪れる人が後をたたない。
内子は果物の産地でもある。梨にぶどうに、栗も最盛期で、
店内にLからSまで、サイズ別に並んでいた。
栗好きなので、大きめの栗を1キロ1000円で2袋買った。
宿泊した「御宿 月乃家」の山口さんのお友達が作ったということで、
ピオーネも、手に入れた。
家で40分圧力鍋にかけて、
半分に割り、スプーンで掬って食べたら、
きれいな黄色で、ホクホクとろとろ、そして甘くて、
大正解。
愛媛というと、みかんのイメージをお持ちの方も多いのでは
内子で食べた、ぶどうも梨もとても
夏場の桃も食べてみてとのことだった。
からりには、特産品販売所の他、
レストランやパン工房もある。
ドイツ仕込みの職人が作るオリジナルハム・ソーセージも人気だ。
栗食むや若く哀しき背を曲げて
波郷
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2008/09/26(金)愛媛県内子町で、
ただ1件の鍛冶屋さんである児玉政輝さん宅には、
おばあちゃんがネコ好きとかで、
母ネコと子ネコ2匹、
計3匹のがいた
子ネコのくろちゃんは、おそるおそる近付いてくれて、
何とか写真におさめられた
母ネコともう1匹の子ネコは、
縞が無く、シャム猫っぽい感じだった。
児玉さんの「自在鋼房」では、以前にも書いたが、
蝋燭の燭台づくり体験ができる。
昨年、取材に伺ったときは、ひとつ作って帰ってきた
鍛冶屋さんの仕事振りもナマで見られる
子猫駈けて霧の病廊なほ醒めず
波郷
お知らせ 左の「過去の記事」欄を
クリックすると、その月にリンクできるようになった。
管理人さん、ありがとうございます
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2008/09/25(木)愛媛県の八幡浜や宇和島は「じゃこ天」という練り物で有名。
都内のデパートで物産展などがあると、買いに行くこともよくある。
地元に来たのだから買わない手はない。
宿泊した漁家民宿海荘「四季」の井伊さんのおかあさんのオススメで、
「はらんぼ」という小魚を使った「じゃこ天」を食べた。
「じゃこ天」に使われる材料のことは、実はよく知らなかった
地元で食べているということもあるが、これが、なかなか、うまい。
土産に買い求めることにした。
はらんぼは宇和海に生息する学名「ほたるじゃこ」という、
スズキ科の10センチ程度の小魚の地元での呼び名。
その名のように、
腹から尾にかけて発光するため「ほたるじゃこ」となったらしい。
生でもオーケーだが、
小魚なので皮や小骨ごとすり潰して揚げる「じゃこ天」
にするのが通例だ
「はらんぼ天ぷら」の幟を見つけ、
宇和島駅近くの「山田屋」さんに入った。
地元では、じゃこ天というより、
「天ぷら」という方が馴染みがあるとのこと。
店内にはらんぼの写真があったので、
撮影させてもらった
買い求めたのは山田屋さんで商標登録している「ハランボてんぷら」(下の二枚)
と、宮本というところの「手押しじゃこ天」
小魚の配合が違うので、色合いも異なるのだろう。
価格は同じとのこと。そこで両方買ってみた。
愛媛のコミュニケートマガジン-Ehimail-
宇和島蒲鉾協同組合の会長・島原傳喜(でんき)さんに取材した話が載っていた。
少し紹介する
宇和島では練り製品全般を「くずし」といい、じゃこ天のような魚のすり身の揚げ物を「てんぷら」といったそうで、今でも地元のお年寄りたちはその呼び名の方に親しみがあるようだ。
てんぷらをじゃこ天という名で売り出したのは、八幡浜が先だったらしい。雑魚で作るてんぷらということで「雑魚(ざこ)天」と名付けられたが、県外へ流通していくにつれてじゃこ天に変化していった。
もともとじゃこ天は、底引き網で獲れた多種類の雑魚を原料としていたが、はらんぼ(ホタルジャコ)だけを使ったものが一番味が良いため、贈答用の高級品として作られるようになった。
「おでんや煮物などに調理するのではなくなま食いといって、そのまま食べておいしいかどうかにこだわるから、そうなったわけですね」
試しに、はらんぼのじゃこ天と他の魚を混ぜて作ったじゃこ天とを食べ比べてみると、シコシコとした食感といい、噛むと口に広がるうま味といい、はらんぼのじゃこ天がやはり一級上である。
地元のスーパーなどでは、1枚100円以下の
低価格のじゃこ天も数多く並んでいた。
それでも、酒の肴には十分な気もした
が、
井伊さんのおとうさんは、低価格品は薦めなかった。
「1枚130円くらいは出しなさい。
それならどこの店でも美味しいはずだよ」
とアドバイスされた。
そこで、そのあたりのを購入した次第。
帰京してあぶって食べたが、双方
燃料代などの高騰の波で、
山田屋さんでも、最近、値上げを余儀なくされたそう。
各店、値上げラッシュの様子だという
行きつけの東京・銀座のスナックDにも、
少し送ってみた。今日明日行かれる人は、
食べられるかも
青蜜柑食ひ父母とまた別れたり
波郷
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2008/09/24(水)昨夜、愛媛県宇和島市から陸路で、
9時間近くかけて、帰京した。
四国を走る間は、
あぜ道の曼珠沙華の群生や、
稲干しや藁こづみ、
そして、始発駅の宇和島城をはじめ
大洲城や丸亀城など、
いくつかの城も見え、心がなごんだ。
飛行機は速いが、時間があるときは、
たまには、ゆっくり陸路もいい。
四国では、オコメは機械乾燥ではなく、
天日干しがまだまだ盛んだそうだ。
天日干しのコメは、手間はかかるが、
確かにツヤもよく美味しい
瀬戸大橋を越え、本州に入る。
岡山で新幹線に乗り換えたら、姫路城も見えた。
今朝、うわじま虹色ツーリズム何?
というブログを見たら(をクリック)、
9/21に私が訪問した事を書き込んでくれていた。
休日に訪れたのに案内をしてくれた、
ブログ担当者の方をはじめ、
宇和島の方々には、とてもお世話になった
皆さんも、心も体も温まる宇和島に、「いっぺんいきさいゃ〜」
雁やのこるものみな美しき
波郷
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