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2009/11/30(月)
市田柿をご存じだろうか。
昔から伊那谷(南信州=長野県)で育てられている柿で、
甘柿ではなく、干し柿として、食べる柿だ。
美味なので、なかなか人気も高い
古くから、この地方の各農家では、
この季節、軒先につるし柿をつるす。
その、
「柿すだれ」が風物詩となっていた。
近年、そんな農家も少なくなり、
柿ハウスなどで栽培されるケースが多い。
しかし、毎年、
1階、2階の軒下を埋め尽くす柿すだれが、
見事な農家さんと、2年前に知り合った。
季節はずれに伺ったので、
写真だけ拝見。
その、芸術的ともいえる見事な様子に、
一度、「柿のカーテン」をこの目で見たいと思っていた。
今年、松川の帰りに、立ち寄ってみたら、
2階は見事な柿すだれだったが、
1階は、コンテナのような箱で、
覆い隠されていて、
とても残念な景色になっていた。
何でも、今年から、
衛生上の観点から、
1階は、外からは見えないようにせよと、
お上からのお達しがあったとか
後生にまで残していきたい、
この地方独特の慣習ではないのか・・・
お上とは、随分無粋なものだと、
つくづく感じた次第。
写真も、載せないでとのこと。
場所も伏せます
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2009/11/28(土)
松川の農産物直売所の写真。
入り口にはつるし柿も。
大好物の赤梨・南水も売られていた。
試食用のリンゴも、蜜が一杯だった。
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投稿者:石田磬(いしだ・けい) | カテゴリー:GT(グリーンツーリズム) | 12:58 |
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